キテレツ大百科 コロ助→殺す毛?
[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

キテレツ大百科
〜奇妙キテレツ摩訶不思議〜

世の中にはこんな逸話がある
キャラゲーに当りナシ」と。

そのキャラクターの人気だけである程度の発売本数を見込むため、
ゲームそのものはヘッポコな内容になってしまう現象を呼んだ物。
むろん全てのキャラゲーが外れというわけではない。だが、その多くが
ヘッポコゲームであると言う事を、前提として話をさせていただきます。

過去から今に至るまで様々なダメキャラゲーは発売されてきたが
このキテレツ大百科は超メガトン級の破壊力を秘めている。
今宵はそのキテレツ大百科を紹介しましょう。

さて、ドラえもんやパーマンを生み出した藤子不二雄の代表作品。
「キテレツ大百科」を知らない者はまさかいないでしょう。

しかしそのキテレツ大百科が、ファミコンでゲーム化していた事を知っている人間は
滅多にいない。みなさんはしっていただろうか?
この宇宙人が作ったゲームを。

このゲーム、当時第一次キャラゲーブームと言ってもいい程の
様々なキャラゲーが発売されていた時代の産物。

同時期に発売されたメガトン級の破壊力をもったキャラゲーと言えば
バットとボールで民間人を撲殺する「タッチ
鬼瓦で敵を撲殺。原作の主旨と離れまくっていた「火の鳥」などがあげられる。

さて、ファミコンにこの悪魔のソフトを入れ、電源をオン。

ポップなロゴと共にゲームが始まる。

プレイヤーはもちろんキテレツを操作。
どうやら色々な所に閉じこめられてしまった仲間達を救うのが目的らしい。

フィールドは一見するとスーパーマリオのような横スクロールアクション。
辺りにはコインがちりばめられており、それらを回収する事で
キテレツは様々な物を「開発」することができるのだ。

なるほど、さすがキテレツ大百科。原作に忠実にキテレツは様々な物を
作って冒険を便利にしてくれるようだ。

さて、一番最初の発明ポイントに到着して、さっそくアイテムを開発だ!!

『キテレツじごく を かいはつします』

キテレツ地獄?!

なんだそれは!!

そもそも地獄って発明でどうにかなる物か?!

よくわからないままプレイヤーはキテレツ地獄を開発せざるを得ません。
日本語が変ですね。地獄を開発。

なんでもこのキテレツ地獄。
キテレツが敵にやられたりしてライフが0になった時の救済措置として
存在するようです。

ライフが0になった瞬間突如辺りは地獄のような(まあ、キテレツ地獄だし)
グラフィックに一変。
閻魔さまがこう切り出してきます。

「なんだ!ライフを貸して欲しいのか!いくつ欲しいんだ!!」

作られた存在のクセにえらい横柄な態度です。
しかもライフは貸してくれるだけらしいです。くれよ。キテレツ地獄。

たとえばステージの途中でキテレツが力つき、ライフを二個借りたとしたら、
次のステージに進む際、ライフを二個返さなくてはいけません。

やむなくライフを二個返しましょう。
すると

「ありがとうございます これが ぱすわーど です」

急に卑屈な態度になる閻魔大王。スゲエむかつきます。

「世の中ただで物をもらおうなんて甘いんだよカス」
と、子供心に強烈なパンチを与えるのが目的かどうかはしりませんが、
とにかくえらい物を初っぱなから開発してしまいました。キテレツ地獄!

さて、キテレツ地獄を手に入れたので、安心して冒険をつづけましょう。
と、言いたい所ですが。

現れてしまいました。

地獄からの使者が!!

その名はミヨちゃん。
そう、助ける予定であった仲間の最初の一人です。

助けたミヨちゃんはキテレツの後をテクテクついてきます。
特に攻撃などはしません。

問題なのは攻撃も何もしないクセに、ミヨちゃんが敵に当ると
キテレツのライフが減るということ。

しかもフィールドに穴などがあった場合、キテレツが無事に飛び越えても
後から勝手に付いてくるだけのミヨちゃんが奈落にダイブ。
キテレツもろとも、即死扱いになってキテレツ地獄へ

「なんだ!ライフを貸して欲しいのか!いくつ欲しいんだ!!」

うるせえカス。

俺にどうしろと言うのだ!!

このミヨちゃんを2コントローラーで操作でもできれば
まだマシなのですが、そんな事はできるわけがありません。

ライフを借りるのはいいけど、返済はミヨちゃん宛てにして欲しいです。
こいつが勝手に自殺したんだし。

「くくく…にぶいなキテレツ君。おまえはめられたんだよ…。
まず間違いなくその閻魔とミヨってのはグル」

と、カイジにでてくるヤクザのお兄さんが言っているのが聞こえてくるようです。

他にもキテレツは直前で立ち止まったのに、勝手にミヨちゃんが敵につっこんでって
迫り来る砲弾の目の前にミヨちゃんが勇敢にジャンプしていって

そのまま死んでいろ。

声を大にして叫びたくなってきます。

そして、そんな我々の思いをさらに踏みにじるようにしてとんでもない使者が再び襲いかかります。

そう。コロ助です

ミヨちゃんのようにただ付いてくるだけの疫病神が一人増えてしまいました。
これでキテレツは3人パーティーとなったわけですが
まったく嬉しくありません。

コロ助の性能がまた異常です。

まずジャンプすると着地後に少し滑ります。
歩いた後にも少し滑ります。

ふざけんな!!
穴飛び越えられるわけねぇだろっ!!

ほかにもこのゲーム、十字キーの上を押しながらジャンプすると
キテレツ達は重力を無視して天井に張り付く事ができます。

そのテクニックを利用しないと、決して超えられない巨大な穴などがあるので
やむなく天井張り付きを実行しなくては行けないシーンが幾度となくあります。

ですが実際に行うとどうなるか。

まずキテレツは無事に天井に張り付き、事なきを得る。

続くミヨちゃんは、天井のない所へ吹っ飛んでいき成層圏を突破(死)

コロ助は天井に行く事すら忘れて大穴にロケットダイブ(死)

たかだか穴一つ飛び越えるのにも生存確率1%

ちなみに小技として
セレクトボタンを押すと、ミヨちゃんとコロ助がキテレツのいる場所にワープ
と言う物がありますが、この技を知らない人は間違いなくこのゲームをクリアしていないでしょう。

知っていれば生存確率は3倍に跳ね上がります。
それでも3%ですが。

非常に残念な事なのですがKOWAはこのゲーム、3,4面程度までしか進めません。

忍者龍剣伝1や、超魔界村はノーミスクリアできる程度の腕はもっていますが、
それでも無理です。
こんな宇宙人が作ったゲームやだー!

とついつい絶叫してしまうのです。

はたしてトンガリやブタゴリラは存在するのか?!

エンディングに行けた人間なんて、地球上に存在するのか?!

開発者はこれをデバックしたことがあるのか?!

テストプレイヤーは違うゲームを手渡されていなかったか?!

謎は深まるばかりのキテレツ大百科

ストレスを増やしたい時などにオススメの一品です

さあ!一緒にモニターに叫びましょう!

きさまらっ!きさまらっ!きさまらっ!!
それでも人間かッ…!!

なに!ライフがかりたいだと!